libretto
台本
名詞
複数形: librettos
librettoは、主にオペラ、オラトリオ、ミュージカルなどの音楽作品における台本や歌詞を指す専門用語です。イタリア語で小さな本を意味しており、かつて観客が公演中に手元で確認できた小さな冊子に由来しています。単なる演劇の台本であるscriptとは異なり、音楽的な構成や歌唱パートが組み込まれたテキストであることを強調する言葉です。
類義語との使い分け
一般的に演劇や映画で使われるscriptは、セリフやト書きを含むあらゆる台本を指しますが、librettoはあくまで音楽作品に特化した表現です。また、lyricsは個別の歌詞を指しますが、librettoは物語全体の構成やセリフを含む包括的な台本としての側面が強い言葉です。scriptは演劇、映画、テレビドラマなどの一般的な台本を指し、lyricsは歌の歌詞という単体としての言葉を指します。それらに対し、librettoはオペラなどの音楽劇における物語全体の台本を指します。
注意すべき点
日本語で台本と言うと、あらゆるジャンルの脚本を指しますが、英語でlibrettoを使う際は、それが音楽作品であるという文脈が不可欠です。例えば、普通の舞台演劇の台本を指してlibrettoと呼ぶことはありません。
舞台演劇の台本にlibrettoを使うのは不適切ですが、オペラの台本にlibrettoを使うのは適切です。
文法的には可算名詞であり、単数形ではa libretto、複数形ではlibrettosまたはイタリア語由来のlibrettiが使われます。