labyrinthine
物理的な構造だけでなく、抽象的な概念や手続きの複雑さを表現する際に使われる言葉です。単に複雑であるというだけでなく、一度入ると抜け出せない、あるいは正解に辿り着くのが困難な迷路のようなというニュアンスが強く含まれます。
意味の広がりと使い分け
物理的な場所(古い街並みや巨大な建物など)に対して使う場合は、道が入り組んでいて方向感覚を失う様子を表します。一方で、比喩的に制度や法律、思考プロセスなどに使う場合は、あまりに複雑すぎて理解不能であることや、官僚的な手続きの煩雑さに対する不満や困惑を強調します。
complex:単に要素が多くて複雑な状態を指します。
labyrinthine:complex よりもさらに入り組んでいる 出口が見えないという迷宮的な感覚が強調されます。
注意すべき表現
日本語でラビリンスという言葉は主にファンタジーやゲームの文脈で使われますが、英語の labyrinthine はビジネスや政治、法務などのフォーマルな文脈で手続きが極めて煩雑であることを批判的に述べる際によく用いられます。
❌ The rules are very complex.(ルールがとても複雑だ。:中立的な表現)
✅ The labyrinthine rules made it impossible to apply.(迷宮のように入り組んだルールのせいで、申請することが不可能だった。:困難さともどかしさを強調)
意味
例文
その城は、隠し通路や秘密の扉が入り組んだ迷路のような混乱状態だった。
このビザの申請手続きが、これほどまでに複雑極まりないとは信じられない。
古い図書館の配置は迷路のような構造になっており、特定の本を探し出すことはほぼ不可能だった。
その推理小説の筋書きはあまりに複雑極まりないため、容疑者を把握できなくなった。
Navigating the labyrinthine bureaucracy of the city council takes months.
市議会の複雑極まりない官僚制度を切り抜けるには、数ヶ月かかる。
地下トンネルが、街の下に迷路のようなネットワークを形成していた。