coordination
coordinationは、文脈によって身体的な動きの調和と組織的な調整という二つの大きく異なる意味で使われます。日本語ではどちらも調整や連携と訳されることがありますが、英語ではその方向性が明確に区別されています。
身体的な能力としての意味
スポーツやダンスなどの文脈では、脳からの指令に従って筋肉や関節を効率的に動かす能力を指します。日本語の協調運動に相当し、単に動かせることではなく、複数の部位がタイミングよく、スムーズに連動している状態を強調します。
❌ He has bad coordination.(彼は調整が下手だ)
正しい表現: He has poor coordination.(彼は協調運動能力が低い/身体能力がぎこちない)
組織的な管理としての意味
ビジネスや政治の文脈では、異なるグループや個人が共通の目標に向けて効率的に動けるよう、計画を立てたり役割を分担させたりすることを指します。日本語の連携や調整に近く、バラバラな要素を一つにまとめ上げるプロセスに重点が置かれます。
The project requires close coordination between the two departments.(このプロジェクトには、二つの部署間の密接な連携が必要です)
注意すべき類義語との違いcoordinationは、単なる合意形成である agreement や、妥協点を見つける compromise とは異なります。coordinationは、合意した後の具体的な実行段階での効率的な連携を指すため、より実務的で組織的なニュアンスが含まれます。
また、日本語でコーディネートすると言う場合、主にファッションの組み合わせを指しますが、英語の coordinate は服装だけでなく、スケジュール調整や軍事作戦の連携など、非常に幅広い同期・統合の意味で使われる点に注意してください。
Countable when referring to a specific act of organizing a task (the coordination of the event). Uncountable when referring to a physical skill or a general state of harmony (she has great coordination).