あの憂鬱な日曜の夜の気分が襲ってくる。スマホの画面が光って、指はタスクと見せかけた不安リストをスクロールしてる。
‘Do laundry,’ ‘make a decision about that trip,’ ‘do meal prep,’ ‘make that phone call.’(洗濯をする、あの旅行について決める、食事の準備をする、あの電話をかける)
もう頭が疲れてる感じがしますよね。あるタスクはただチェックボックスを埋めるだけのように感じて、別のタスクはゼロから何かを築き上げてるように感じるのは、一体なぜなんでしょう?
ほとんどの参考書は、長くて退屈なフレーズのリストを覚えろって言いますよね。Doこれ、makeあれ、って。でも、これは最悪のやり方なんです。まるで、スケールが何なのかも分からずに、ピアノのすべての音を丸暗記しようとするようなもの。
秘密は丸暗記じゃないんです。その動詞が持つ『エネルギー』を理解することなんです。
Do : To-Doリストの動詞
doは、すでに存在するあなたのTo-Doリストのための動詞だと考えてみてください。
タスク、仕事、活動に使います。これらは、もうすでに定義されているもの。洗濯物も、宿題も、あなたの仕事も、全部すでに存在していますよね。あなたはそれらを『生み出している』わけじゃなくて、単にその『行動を実行している』だけなんです。
doは、まさに『実行』のエンジン。
I have to do the dishes before I can relax.
皿洗いをしてからでないと、リラックスできません。
She always does a great job.
彼女はいつも素晴らしい仕事をします。
Make : 白いキャンバスの動詞
では、視点を変えてみましょう。doがTo-Doリストのための動詞なら、makeは『白いキャンバス』のための動詞です。
makeは、これまで存在しなかった何かを『作り出す』こと。起源、構築、そして結果に関わります。物理的なものであれ抽象的なものであれ、材料を使って何か新しいものを生み出すんです。
makeは、『創造』のエンジン。
He’s making dinner for us tonight.
彼が今夜、私たちのために夕食を作ってくれます。
I need to make a choice.
選択をする必要があります。
日本語では「選択をする」という表現が一般的ですが、英語の `make a choice` は、選択肢の中から「自分で選び取る」という能動的なニュアンスが強いです。何もないところから「決断という結果を創り出す」という感覚ですね。
エネルギーの方向性 : 創造 vs. 実行
ここからが本質です。これは単なる文法じゃない。世界を見る一つの方法なんです。
何かをmakeするとき、エネルギーはあなたから『外へ』と流れていきます。あなたが源、つまり出発点なんです。make a promise(約束をする)、make a friend(友達を作る)、make a mess(散らかす)。あなたは世界に新しい物、新しい関係、あるいは新しい混沌の状態を『付け加えている』んです。あなたがその作者なんです。
何かをdoするとき、エネルギーは『すでにそこにあるもの』を管理することに向けられます。do your work(仕事をする)、do a favor(頼みを聞く)、do damage(損害を与える)。あなたは既存のシステム、人、あるいは状況と相互作用しているんです。あなたは行為者、つまりエージェントではありますが、究極の創造者ではないんです。
これが隠されたロジックです。ランダムなルールじゃなくて、『作者であること』と『行動すること』の違いなんです。
黄金ルール : 話す前に、たった1秒で自分にこう問いかけてみてください。
「『私はゼロから何か新しいものを生み出しているのか? それとも、あらかじめ定義されたタスクを実行しているのか?』」
もし創造しているなら、makeを使う。
実行しているなら、doを使う。
コーヒーを淹れるよりも短い時間で、あなたはもう90%の混乱をマスターしたんです。
I have to do my homework before I can play video games.
テレビゲームをする前に、宿題をしなければなりません。