wary
相手の意図や状況に不信感を抱き、騙されたり損をしたりしないよう注意深く振る舞うという、心理的な警戒心や慎重さを表します。単に注意深いだけでなく、何か悪いことが起こるかもしれないという疑念や不安が根底にあるのが特徴です。
類義語との使い分け
cautious も慎重なと訳されますが、cautious は事故や間違いを防ぐための客観的な注意深さを指すのに対し、wary は相手への不信感や潜在的な危険に対する主観的な警戒心に重点が置かれます。
cautious: 危険を避けるために慎重に歩く(物理的な安全策)
wary: 見知らぬ人の親切に警戒する(心理的な不信感)
注意すべき表現と用法
この単語は of または about と組み合わせて、〜に警戒しているという形で頻繁に使われます。日本語の慎重なという言葉は、状況によって丁寧なや控えめなという意味で使われることがありますが、wary にはそのようなポジティブなニュアンスはなく、常に警戒や疑いという緊張感を伴います。
❌ He is wary to the new plan.(前置詞の誤用)
✅ He is wary of the new plan.(その新しい計画に警戒している)
文法的には形容詞であり、主語の状態を説明します。特に人間が主語となり、直感的に怪しいと感じている状態を表現する際に非常に有効な単語です。
意味
起こりうる危険や問題に対して、注意深く慎重である様子
"He was wary of the stranger's sudden kindness."
彼はその見知らぬ人の過剰に親しげな態度に警戒していた。
リスクを避けるため、行動や決定において細心の注意を払っている状態
投資家たちは株式市場の変動に対してますます慎重になっている。