theist
有神論者
名詞
複数形: theists
theistは、宇宙を創造し、かつその運営に介入する神の存在を信じる人を指します。単に神という概念があると考えるだけでなく、人格的な神や、世界に影響を与える超越的な存在を想定している点が特徴です。
日本語では有神論者と訳されますが、これは特定の宗教(キリスト教、イスラム教、ヒンドゥー教など)に属していることだけを意味するのではなく、より広範な哲学的・精神的な信念体系を指します。そのため、特定の教会や寺院に通っていなくても、宇宙の創造主を信じている人はtheistに該当します。
対照的な概念との違い
この言葉を理解する上で最も重要なのは、対義語であるatheist(無神論者)との対比です。また、神の存在について判断を保留したり、人間には知り得ないと考えたりするagnostic(不可知論者)とも区別されます。theistが神の存在を肯定するのに対し、atheistは神が存在しないと信じており、agnosticは神の存在が証明不能であるという立場を取ります。
翻訳上の注意点
日本語の信仰心があるという表現は、しばしば特定の宗教的儀礼や組織への帰依を含みますが、英語のtheistはより概念的な存在の肯定に重点が置かれています。文脈に応じて、神を信じる人とするか、学術的な文脈であれば有神論者とするのが適切です。
例えば、He is a theist.という文を彼は信仰心があると訳すと、単に信心深いだけなのか、あるいはどの神を信じているのかが不明確になり、不十分な訳となる場合があります。正しくは彼は有神論者であるまたは彼は神の存在を信じていると訳します。
文法的には可算名詞であるため、単数形ではa theistとなり、複数形ではtheistsとなります。