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spinet

スピネット
名詞
複数形: spinets

spinetは、バロック時代に普及した小型のチェンバロの一種です。最大の特徴は、弦が鍵盤に対して角度を持って張られているため、楽器全体の奥行きを非常にコンパクトに抑えられる点にあります。これにより、家庭内での演奏や、限られたスペースでの使用に適した楽器として親しまれました。

他の鍵盤楽器との違い

harpsichord(チェンバロ)が一般的に大型で、コンサートホールなどの広い空間での演奏を想定しているのに対し、spinetはより私的な空間での使用に向いています。また、piano(ピアノ)のように弦を叩くのではなく、弦を爪で弾く仕組みであるため、音色はより鋭く、金属的な響きを持つのが特徴です。

音楽的な文脈での活用

現代の音楽シーンでは、古楽(アーリーミュージック)の演奏において、当時の時代背景を再現するために使用されます。繊細で軽やかな音色を持つため、独奏だけでなく、小規模なアンサンブルでの伴奏としても非常に効果的です。例えば、バロック時代の室内楽において、楽曲に親密さと軽快さを添えたい場合に最適な選択肢となります。

意味

名詞スピネット

チェンバロに似た小型の鍵盤楽器で、通常は弦を弾く仕組みになっており、より小さくコンパクトな枠組みを持っていること

関連語

最終更新日: May 2026誤りを報告する