retort
言葉の鋭さと即時性
retort は、単に質問に答えるのではなく、相手の言葉に対して鋭く 素早く 機知に富んで言い返す際に使われます。多くの場合、怒りや不快感、あるいは相手をやり込める意図が含まれており、日本語の言い返すや口答えするに近いニュアンスです。
単なる返答を意味する answer や reply とは異なり、感情的な衝突や、知的な駆け引きによる反撃の要素が強いのが特徴です。
❌ He retorted a question.(単に質問に答えた場合は answered を使います)
✅ He retorted that he didn't care.(彼は興味がないと言い返した)
化学器具としての用法
日常会話ではほとんど使われませんが、化学の文脈では蒸留に用いられる特殊な形状のガラス容器(レトルト瓶)を指します。現代の実験室ではより一般的なフラスコなどが使われるため、古い文献や専門的な化学の文脈で見かける表現です。
文法的な注意点
動詞として使う場合、retort that... の形で〜だと言い返すと節を導くか、retort to someone の形で誰かに言い返すと表現します。名詞として使う場合は、その鋭い返答そのものを指し、a quick retort(素早い反論)のように形容詞と共に使われることが多いです。
意味
鋭い口調で、あるいは怒った様子で、または機知に富んだ方法で相手に答える
"He retorted that he was not interested in her opinion."
彼は彼女の意見には興味がないと言い返した。
発言に対する、鋭く怒った、あるいは機知に富んだ返答
"Her quick retort silenced the entire room."
討論中、彼女の素早い反論に彼は言葉を失った。
液体の蒸留に用いられる、長い首が直角に曲がった化学用のガラス容器
"The chemist carefully heated the liquid inside the retort."
化学者は慎重に溶液をレトルト瓶に注いだ。
特定の目的語を置かず、素早く鋭く反応する
失敗について問われたとき、彼女は単にそれが事故だったと言い返した。