paratope
パラトープ
名詞
複数形: paratopes
paratopeは、免疫学において抗体が抗原を認識し、物理的に結合するための特定の部位を指す専門用語です。この用語は、抗原側の結合部位であるepitope(エピトープ)と対になる概念であり、鍵と鍵穴のような相補的な関係にあります。
エピトープとの関係性paratopeとepitopeはどちらも結合に関わる部位であるため混同されやすいですが、視点が異なります。paratopeは常に抗体(またはB細胞受容体)側の領域を指し、epitopeは抗原側の領域を指します。この二つの部位が立体的にぴったりと適合することで、特異的な免疫反応が引き起こされます。
構造的な特徴paratopeは、抗体の可変領域にある超可変領域(CDR)によって形成されています。アミノ酸配列のわずかな違いが、どのepitopeに結合するかという特異性を決定します。そのため、特定の病原体や物質のみを識別して攻撃することが可能になります。