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ホーム辞書Aappropriation

appropriation

私物化 / 予算配分 / 文化的な盗用
名詞
複数形: appropriations

appropriationは、もともと何かを自分のものにするあるいは特定の目的のために割り当てるという核心的な意味を持つ言葉です。文脈によって、法的な不正から行政的な手続き、さらには社会文化的な議論まで、非常に幅広い意味で使われます。

文脈による意味の使い分け
この単語の最大の特徴は、使われる場面によってポジティブ(または中立的)な意味とネガティブな意味に分かれる点です。

行政・財務的な文脈(中立的): 政府や組織が予算を特定の目的のために割り当てることを指します。この場合は充当予算配分と訳されます。
法的・倫理的な文脈(ネガティブ): 本来は自分のものではないものを、許可なく勝手に自分のものとして使う行為を指します。例えば、公金を私的に流用することを misappropriation と呼びますが、appropriation 単体でも文脈によって私物化不法占有という否定的な意味になります。
文化的な文脈(批判的): 異なる文化の要素を、敬意を欠いた形で、あるいは搾取的に取り入れることを指す cultural appropriation(文化盗用)という表現でよく使われます。これは現代の社会問題として非常に重要なキーワードとなっています。

混同しやすい表現との違い
allocation割り当てと訳されますが、allocation は単に資源を分けるという物理的・論理的なプロセスに重点を置くのに対し、appropriation は(特に予算において)法的な権限に基づいて正式に決定し、割り当てるという手続き上のニュアンスが強くなります。

また、日本語のアプロプリエーションというカタカナ語は、主に現代美術の文脈で既存のイメージや作品を引用・借用して新しい作品を作る手法を指して使われます。英語の appropriation もこの意味を含んでいますが、日常会話では前述の予算充当文化盗用の意味で使われることが圧倒的に多いため注意してください。

意味

名詞私物化

通常は所有者の許可なく、何かを自分のために使う行為

The illegal appropriation of company funds led to a federal investigation.

名詞予算配分

立法機関によって特定の目的のために割り当てられた金額

The government passed a new appropriation for the construction of the highway.

名詞文化的な盗用

ある文化の要素を、別の文化の人(特に支配的な文化の人)が、不敬または搾取的な方法で取り入れたり利用したりすること

Critics argued that the fashion designer's use of indigenous patterns was a case of cultural appropriation.

関連語

最終更新日: May 2026誤りを報告する