antimony
化学的特性と用途antimony(アンチモン)は、周期表の第15族に属する準金属であり、金属的な光沢を持ちながらも非常に脆いという特性があります。純粋な状態ではあまり一般的ではありませんが、主に他の金属と混ぜて合金を作ることで、その硬度を高めるために利用されます。特に鉛に添加して蓄電池の極板を強化したり、プラスチックや繊維の難燃剤として使用されたりすることが一般的です。
日本語での表記と注意点
日本語ではカタカナでアンチモンと表記されます。この単語は専門的な化学・工業用語であるため、日常会話で使われることは稀ですが、工業製品の仕様書や化学の教科書などで頻繁に登場します。英語の antimony は、ラテン語の antimonium に由来しており、日本語の表記と英語の発音・綴りの対応は明確であるため、意味の取り違えが起こる可能性は低い単語です。
類義語との使い分けantimony は metalloid(準金属)という大きなカテゴリーに含まれます。arsenic(ヒ素)や tellurium(テルル)などの他の準金属と同様に、金属と非金属の両方の性質を併せ持っていますが、工業的な硬化剤や難燃剤としての文脈では antimony が特異的に使用されます。また、純粋な金属である lead(鉛)などとは異なり、単体では衝撃に弱く砕けやすいため、実用上の文脈では常に合金化や化合物としての側面が強調されます。
Used exclusively as a mass noun to describe the chemical element or the substance in bulk.
意味
記号 `Sb` で表される、主に合金や難燃剤に使用される、脆い銀灰色の準金属元素
The technician added antimony to the lead to increase its hardness.
技術者は硬度を高めるために、鉛にアンチモンを添加した。