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ADHD

注意欠如・多動症
名詞

adhdは、日本語では一般的に注意欠如・多動症と訳されます。かつては注意欠陥多動性障害と呼ばれていましたが、現在は欠陥という否定的な表現を避け、発達の特性として捉える注意欠如という表現が標準的に用いられています。この言葉は単なる不注意や落ち着きのなさを指すのではなく、医学的な診断名であることを理解しておく必要があります。

概念的なニュアンスと注意点

この用語は、不注意、多動性、衝動性の3つの特性を指します。日常会話で私はadhdみたいだと比喩的に使う人が増えていますが、本来は専門医による診断が必要な神経発達症です。そのため、文脈によっては非常にデリケートな話題となり得ます。特にフォーマルな場や医療的な文脈では、個人の性格や努力不足ではなく、脳の機能的な特性であることを強調する表現が適切です。

また、日本語の多動という言葉から、常に体を動かしている状態だけを想像しがちですが、実際には頭の中が常に忙しいという内面的な多動や、不注意が主症状であるタイプ(不注意優勢型)も含まれます。

誤用と表現の使い分け

英語のadhdを日本語に訳す際、単に集中力がない落ち着きがないという形容詞的な表現で済ませてしまうと、医学的な診断名としての意味合いが消えてしまいます。逆に、単なる不注意な行動に対して安易にこの診断名を用いることは、不適切とされる場合があります。

❌ 彼はただのadhdだ(単なる性格的な不注意を指して使う場合)
✅ 彼は注意欠如・多動症の診断を受けている(医学的な状態を指す場合)

文法的な補足

adhdは不可算名詞として扱われることが一般的であり、特定の疾患名を指します。誰かがこの特性を持っていることを表現する場合は、have adhd(注意欠如・多動症がある)や be diagnosed with adhd(注意欠如・多動症と診断される)という形を用いるのが標準的です。

意味

名詞注意欠如・多動症

不注意、多動性、衝動性の持続的なパターンを特徴とし、機能や発達を妨げる神経発達症の一種

The child was diagnosed with ADHD and began a combination of behavioral therapy and medication.

その子は注意欠如・多動症と診断され、行動療法と薬物治療の併用を開始した。

関連語

Last Updated: June 28, 2026Report an Error