友達の動画を見ています。ありえないくらい高く積まれたジェンガのタワーに、最後のブロックを乗せるところです。一瞬グラっと揺れて…次の瞬間、あなたはタワーがガラガラと崩れ落ちるのを see it crash 見ます。
あなたは、それが「崩れている途中」(crashing) を見たのではありません。「崩れる瞬間」(crash) を見たのです。始まりから終わりまで、その短いドラマの一部始終を目撃したわけです。
この小さな違いが、全てを決めます。これは「チラッと見る」ことと「物語の全体を見る」ことの違いです。
ほとんどの教科書は、最初の選択肢を教えます: I saw them building the tower(彼らがタワーを建てているのを見た)。これは「進行中」のショットです。映画の途中で劇場に入るようなもので、アクションの一部は見えますが、全体像は分かりません。
では、もし出来事の全てを、最初から最後まで見たとしたらどうでしょう?
完全な目撃者であることを示すには、言葉の「カメラ設定」を変える必要があります。-ing をやめて、動詞の原形を使うのです。これは、あなたが完全な記録を持っているという合図になります。
この章では、その「目撃者」モードをマスターします。知覚を表す5つの主要な動詞—see、watch、hear、feel、notice—に焦点を当て、単なるワンシーンではなく、映画の全体を見たということを伝える方法を学びます。
I saw the delivery guy drop the package.
配達員が荷物を落とすのを見た。
We heard the car explode.
私たちは車が爆発する音を聞いた。
I felt the bee sting me.
ハチに刺されるのを感じた。
Did you notice him leave the party?
彼がパーティーを去るのに気づいた?
目撃者のルール : 完了したアクションには動詞の原形
動詞の原形(see someone do something)を使うのは、ある出来事の完全なノーカット映像を渡すようなものです。進行中のシーンを説明しているだけではありません。あなたは、その行動の全てを、始めから終わりまで見たと証言しているのです。
これは確信の表明です。だからこそ、公式な報告書やドラマチックな物語で標準的に使われるのです。
- 公式な報告書:
The witness observed the vehicle run the red light.(目撃者はその車が赤信号を無視するのを目撃した。) - 物語:
She watched the last domino fall.(彼女は最後のドミノが倒れるのを見届けた。)
どちらのケースでも、行動は一つの完結したパッケージとして提示されます。始まり、起こり、そして終わった。観察者はその全てを見ました。
ルールはシンプルです。もし映画の全体を目撃したなら、動詞の原形を使う。もしワンシーンだけを切り取って見たなら、-ing形を使う。
この選択は単なる文法の問題ではありません。あなたの役割を定義するものです。あなたは単なる通りすがりなのか、それとも完全なストーリーを知る目撃者なのか?
From the window, I `saw` the thief `smash` the car window.