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lord

Last Updated: April 30, 2026Report an Error

/lɔːd/

ロード

lord」は、歴史的に「領主」「君主」「貴族」といった支配的な立場にある男性を指す言葉です。また、神への呼びかけや、特定の社会階級を表す際にも用いられます。現代では「lord it over ~」のように「~に威張る」という慣用句で使われることもありますが、基本的には格式ばった、あるいは古風な響きを持つ単語だと覚えておくと良いでしょう。

意味

名詞

召使の主人、封建荘園の領主。

名詞

他者を支配する者、封建的な主君、貴族、または君主。特にスコットランドでは貴族の最下位階級(イングランドの男爵に相当)。

動詞

威張る、支配者のように振る舞う。

動詞

領主としての位階、権限、特権を与える、または称号を授ける。

例文

The ancient castle once belonged to a powerful lord who ruled the entire region with an iron fist.

その古城はかつて、地域全体を鉄の規律で支配していた強力な領主のものであった。

He tends to lord it over his colleagues, even though they're all supposed to be on the same team.

彼は同僚たちと対等なはずなのに、何かと威張りたがる傾向がある。

"Yes, my lord," replied the knight, bowing deeply before his sovereign.

「はっ、我が君」と騎士は主君の前に深く頭を下げて答えた。

文化的背景

「Lord」という言葉は、キリスト教文化圏において「Lord God」(主なる神)のように神を指す際に非常に重要な意味を持ちます。また、イギリスの貴族制度と深く結びついており、貴族の称号(例:Lord Byron)や議会制度(House of Lords)にもその名が残っています。ファンタジー作品などでも頻繁に登場し、単なる「主人」ではなく、権威、血統、支配といったニュアンスを強く含んでいます。

関連語

リーディング

Lord」の深遠なる世界:敬意と権威、そして「パンの守り人」の物語 英語学習者の皆さん、「lord」という言葉を聞いて、どんなイメージを思い浮かべますか?おそらく、中世の城に住む高貴な領主や、ファンタジー小説に登場する魔王、あるいは神様といった、威厳と権威に満ちた存在ではないでしょうか。この一見単純な単語には、実は非常に深い歴史と文化的な背景が詰まっているのです。 まず、その語源に目を向けてみましょう。「lord」は、なんと古英語の「hlāford」に由来します。この「hlāford」は、「hlāf」(パン)と「weard」(守り人)という二つの単語が合わさってできた言葉で、直訳すると「パンの守り人」という意味になります。当時の社会において、パン、つまり食料を確保し、家族や共同体に分け与えることができる者は、皆から尊敬され、その中心となる存在でした。そこから、一家の主、ひいては土地を治める領主、さらには国家を統治する君主へと、その意味が拡大していったのです。食料の供給源が、いつしか権力の象徴へと変わっていった歴史が垣間見えて、とても興味深いですね。 現代において「lord」は、主にイギリスの貴族の称号として、あるいはキリスト教における「主なる神」を指す言葉として使われます。例えば、「Lord Byron」のように個人の名前の前に付けて使われたり、議会を構成する「House of Lords」(貴族院)のように制度の中に組み込まれていたりします。また、日常会話ではあまり直接的に使われませんが、「lord it over someone」というイディオムで「誰かに威張る」「人を見下す」といった意味で使われることがあります。これは、元々の支配者としての「lord」の持つ高圧的な側面が、現代に形を変えて残っている例と言えるでしょう。 「lord」という単語は、単なる辞書的な意味を超えて、西欧の社会構造、宗教観、そして歴史そのものを映し出す鏡のような存在です。物語や映画でこの言葉に出会った際には、ぜひその背後にある深い意味合いや文化的なニュアンスにも思いを馳せてみてください。きっと、作品の世界観がより豊かに感じられるはずですよ。

語源

lord」は、古英語の「hlāford」に由来します。これは「hlāf」(パン)と「weard」(守り人)が結合した語で、元々は「パンの守り人」、すなわち家族や共同体に食料を提供する者を指していました。そこから、一家の主や支配者へと意味が広がり、最終的に権力を持つ貴族や君主を意味するようになりました。