D
Dicread
HomeDictionaryBblight

blight

Last Updated: April 30, 2026Report an Error

/blaɪt/

枯れ、病害

blight」は主に植物の病気や、それが引き起こす「枯れ」を意味する名詞・動詞です。比喩的に、都市の荒廃や希望が打ち砕かれるなど、何かを損なわせたり台無しにしたりする状況にも用いられます。特に「urban blight(都市の荒廃)」は一般的な表現で、社会的な問題について語る際によく使われるのが特徴です。

意味

名詞

植物の生育を阻害し、枯死させる病気、またはその病原体

名詞

比喩的に、物事を台無しにするもの、破壊するもの、社会を荒廃させるもの

動詞

植物を病気にさせ枯らす、生育を阻害する

動詞

比喩的に、希望や計画などを台無しにする、悪影響を及ぼす

例文

The old industrial area became a blight on the city's landscape, with abandoned factories and decaying infrastructure.

かつての工業地帯は、放棄された工場や朽ちたインフラが並び、都市景観の汚点となってしまった

Persistent economic stagnation can blight the aspirations of an entire generation, making future prospects seem dim.

長引く経済停滞は、若者世代全体の希望を打ち砕き、将来の見通しを暗くすることがある

Farmers are constantly battling against crop blights that can wipe out their harvests and threaten their livelihoods.

農家は常に、収穫を全滅させ生活を脅かす作物病害との戦いを強いられている

よくある誤用

blightと「disease」を混同する人もいますが、diseaseは一般的な病気全般を指すのに対し、blightは急速で広範な被害をもたらす特定の植物病や、社会的な悪影響に限定されます。「植物が少し病気だ」ならdisease、「疫病で全滅した」ならblightが適切です。

文化的背景

アイルランドのジャガイモ飢饉(1845-1852年)はblightの歴史的背景として西洋文学や教育で頻出します。また、都市問題の文脈で「urban blight」という表現は、アメリカの都市衰退を議論する際に重要な概念です。英語話者にとってblightは歴史的な重みを持つ言葉です。

関連語

リーディング

植物病から社会問題へ:blightが示す「急速な衰退」 blightという言葉を聞くと、何を思い浮かべますか?農業用語としては「疫病」や「枯病」を意味しますが、実はこの単語、一世紀以上にわたって様々な分野で使われ続けているんです。 歴史的に最も有名な例は、1845年にアイルランドを襲ったジャガイモ疫病です。Phytophthora infestansという真菌がジャガイモ全体を枯らし、100万人以上が飢餓で亡くなりました。この大惨事がblightという言葉を世界に知らしめたのですね。 しかし現代の英語では、blightはむしろ比喩的な用法の方が目立ちます。都市計画家やジャーナリストは「urban blight」(都市の衰退)について語り、政治家は「economic blight」(経済の悪化)や「political blight」(政治的な腐敗)を批判します。つまり、個別の問題というより、急速に広がり深刻な被害をもたらす「害悪」全般を指すようになったわけです。 この言葉が印象的なのは、単なる「悪い状況」ではなく、病気のように「感染し、広がり、取り返しのつかない」というニュアンスを持つからです。ポテンシャルのある地域や人生が、blightによって台無しにされる—その恐ろしさが言葉に込められているのです。英語文献を読むときは、このダイナミックな「衰退のイメージ」を感じ取ることが、より深い理解につながりますよ。

語源

中英語の「blight」は古い起源を持ち、ゲルマン語族に遡ります。元々は「薄い、弱い」を意味する語根から派生し、植物が弱くなる、しおれる現象を指すようになりました。17世紀には既に農業用語として確立され、やがて比喩的に「社会的害悪」を表すようになりました。